インプットと聞くと、どうしても勉強するイメージを持たれがちですが、
それだけではありません。
映画鑑賞といった娯楽も感受性を養う意味でインプットの一部になり得ます。
特に著者の樺沢先生は映画がお好きで、月間100本前後を映画館で観ていらっしゃり、
その感想をメルマガで公開されています。
今回は本の内容に従って、3つの気づきを中心にどうすれば映画鑑賞が良質なインプットに
なり得るか、「天気の子」を観たときに気づいた点を書いてみようと思います。
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1.アウトプット前提で映画を観る。
「読書から3つの気づきを得る」ということが書かれていますが、映画にもそれは言えます。
「天気の子」を見るときに以下の3点に着目して観ました。
・梅雨明けの時期に公開したのは理由があるのだろうか。
・新海誠監督が「賛否両論」といったけど、どういった点なんだろう。
・「君の名は」との共通点と違いはあるのだろうか。
2.分からない部分をネットで調べる。
「天気の子」のネタバレは避けますが、とあるキャラが突然泣いているシーンがあり、
自分には謎でした。そうした箇所を調べたら小説版には細かな描写があり、
間接的に家族との関係性を思い知らされるシーンだと知りました。
謎を謎のままで終わらせずに、しっかり解決させることで
自己洞察力が深まるきっかけとなります。
3.キュレーターをフォローする
「天気の子」に関わらず、様々な情報を自分で収集するのは大変です。
そういった情報を取捨選択してくれる人をキュレーターと呼びます。
数多くある映画の中でも、自分と好みの合う映画をおススメしてくれる人を
フォローすれば、それだけで情報を能率的に収集することができます。
樺沢先生も私のキュレーターの一人です。
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「天気の子」はこの本を読む前と読む後で2回観ましたが、
自分でもインプットの質の違いに驚きました。
1回目は「映像が凄いけどあまり共感できない」という感想が、
2回目では「最後の〇〇〇という言葉の意味が
理解できるようになった」と変化しました。
映画こそ良質なインプットが大切だと思い知らされました。
今後も樺沢先生のように多くの映画に触れ、インプットとアウトプットの
サイクルを回すことで自己成長を図ってゆきたいです。
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